というSNS投稿を見て、ゾワっとしたあなたへ。
ガーデンウェディングに憧れるけど、最悪なの?と不安になりますよね。
ガーデンウェディングはおしゃれで、プレ花嫁から人気ですが、不快に思う人もいます。
不快の原因(デメリット)と対策をしっかり理解すれば、ゲストにもガーデンウェディングを楽しんでもらえますよ。
元ウェディングプランナー(歴10年)が、実体験からガーデンウェディングのデメリットと対策をお伝えします。
ちなみに、「ガーデンウェディング」の定義は・・・屋外や式場併設の庭を使って行う結婚式のこと。
挙式だけを屋外、披露宴だけを屋外で行う場合も含むよ。
ガーデンウェディングは最悪?デメリット5選
「ガーデンウェディング、最悪」と思われやすいポイント(デメリット)は以下の5つです。
①暑すぎる・寒すぎる
ゲストのいちばんの不満は暑さと寒さ。
真夏や真冬の結婚式は「かなりツラい」という意見も多いです。
ホントそれ!!
— クチナシの花 (@cape_jasmine252) December 23, 2023
クリスマスに合わせたオシャレな雰囲気〜的なノリか憧れのガーデンウェディング的な感じなのか知らんが真冬のガーデンウェディングはマジで洒落にならん…
みんな凍えすぎて顔色最悪だし写真なんてマジで撮れたもんじゃねぇw
わたしが結婚式💒を挙げたホテルは海辺にあり、当日はよく晴れて景色も美しく最高のロケーションと景色で出席者を感動させたけど、真夏だったため、気温が猛暑日となり、外でみんなで記念撮影のときはテンションただ下がりで逃げるように建物内にすぐに入り、新郎新婦はまさに灼熱地獄でした🤣
— 魔女っ子☆千暁@7月初旬よりうつ病再発 (@chiaki_gid) January 20, 2024
私も真夏・真冬の結婚式、両方出たことあるけど、本当につらい・・・
②虫が多い
式場内に草木が多いと、虫が発生します。
冬場ならマシですが、春先から夏にかけて虫が大発生する会場もありますよ。
ガーデンでナイトウェディングとか、最高だけど、外の明かりに虫たちが集まってきて最悪・・・
③衛生的に心配
ガーデンウェディングでは、軽食やデザートビュッフェが屋外に並ぶこともあります。
「ホコリや汚れが気になって食べづらい」と感じる人もいますよ。
④ドレスやヒールが汚れやすい
例えば、前日に雨が降った後の芝生だと、女性ゲストのヒールは確実に汚れます。
写真撮影でしゃがんだときに、ゲストのドレスが汚れてしまうことも。
⑤雨が降ると困る
これは、ゲストというより、新郎新婦自身が「最悪」と思ってしまう理由。
屋外でやるはずの演出ができず、悔しい思いをした新郎新婦さんを、私はたくさん見てきました。
ガーデンウェディングを最悪にさせない!対策5選
「ガーデンウェディングって最悪」というゲストを減らすために、できる対策は以下の5つです。
①春・秋の過ごしやすい時期を狙う
真夏・真冬は避ける!
単純ですが大切なことです。
ガーデンウェディングは絶対に、過ごしやすい気温の春・秋にしましょう!
でも、春・秋は人気シーズンで
価格が高いですよね…(涙。
そこで、ガーデンウェディング希望のプレ花嫁さんは、ブライダルフェアの予約時に、
結婚スタイルマガジンもしくは、ハナユメというサイトを使ってみてください。
結婚スタイルマガジン経由でフェア予約すると、婚スタ割というお得プランが使えます。
さらに、追加で契約時、最大20万円をご祝儀として見積から割引してくれます。
ハナユメも、ハナユメ割という独自のお得プランがあります。
ハナユメはTVCMも流れているので、結婚スタイルマガジンよりも知名度は高いです。
どちらのサイトも、公式サイト内に
ガーデンウェディング特集
のページがあるので、その特集ページから、ガーデンウェディングの検索ができます。
※ゼクシィ公式サイトにはない特集なので、うまく活用してみてくださいね。
全国のガーデン式場をサクッと検索できちゃう!
②木々が多いガーデン式場は避ける
芝生が広がるだけのガーデンなら、木々がたくさん生い茂るガーデンに比べて、虫の発生はマシです。
木々がたくさんある「森っぽさ」が好きな人もいると思いますが・・・
そういう人は、エンゲージメントフォトや前撮りの際に「森っぽさ」がある場所で撮影しましょう。
結婚式自体は、芝だけのガーデンがおすすめ。
③食事提供は会場内で行う
ビュッフェを外で行うのも、ガーデンウェディングの良さですが、衛生面が気になる人も。
ビュッフェ台は会場内に置いて、提供は屋内で。
ゲストがお皿に盛った後は「外で食べたい人は外で。中が良い人は中で」というルールにすると良いですよ。
④思い切ってカジュアルなドレスコードを指定
ゲストのヒールや衣装が汚れるのが不安・・・という花嫁さんは、思い切って、
カジュアル服のドレスコードを指定しちゃいましょう。
そもそも、ガーデンウェディング自体が、かなりカジュアルな雰囲気になります。
そのため、ドレスコードで「スニーカー」や「〇色Tシャツ」などを指定するのもアリです。
⑤降水日数が少ない時期を選ぶ
過去のデータから降水日数が少ない時期を本番に選ぶのも良いでしょう。
各地域ごとの降水日数は、気象庁の公式HP:気象庁 | 季節予報:晴れ日数と降水日数の平年値 (jma.go.jp)から簡単に調べることができます。
ちなみに、東京の降水日数は以下のグラフです。
過ごしやすい気候の春・秋を狙うと、逆に降水日数は多くなるね・・・
過ごしやすい気温をとるか、雨の少なさをとるか。うまいこと、中間をとれる3月や11月が良いかもね!
ガーデンウェディング探しの注意点
「ガーデンウェディング、最悪」と思われないためには、そもそもの式場選びが超重要!
ガーデン系式場を探す際の注意点をまとめました。
①雨の日の代替案は何か
ガーデンでの演出をする場合、雨が降ったらどうするかの代替案が必ず必要です。
雨の日の対応をプランナーに確認しましょう。
②ガーデンを使うタイミングの確認
結婚式のどのタイミングでガーデンを使うのか、必ず確認しましょう。
- 挙式中
- 挙式と披露宴の間
- 披露宴中
・・・など、式場によってガーデン利用のタイミングは違います。
確認をしておかないと、契約後に「え!このタイミングでガーデン使えないの?!」と困ることに。
③館内の移動負担
ガーデン系式場は、敷地面積が広くなりがち。
そのため、入口から挙式場までの移動距離や、チャペルと披露宴会場の移動距離が長い可能性も。
足の悪いゲストや子連れのゲストがいる場合は、非常に大変です。
ゲストの顔ぶれと、式場内の移動距離は必ず確認しましょう。
④交通アクセス
ガーデンが広い式場は一般的に郊外にあり、アクセスが不便な場所も多いです。
最寄り駅からのアクセスは重要ですよ。
など、ブライダルフェアで必ず確認しましょう。
ガーデンウェディングは最悪?【体験談】
ちなみに私は、真冬・真夏の両方でガーデンウェディングに参加したことがあります。
その時の体験を簡単にまとめました。
冬場のガーデンウェディング
私が参加した冬場のガーデンウェディングは、挙式後のフラワーシャワーと、デザートビュッフェだけ屋外でした。
屋外に出るたびに、コートを羽織りました。
会場の入口(受付)で、コートを預けようとしたら、「式の中で外に出るので、コートはお持ちください」と言われました。
正直、ずっとコートを持つのは、かなり邪魔。
あとは、屋外のストーブ前に人が溢れかえっていました。ストーブの数が少ないと地獄です。
夏場のガーデンウェディング
夏のガーデンウェディングは、とにかく暑い!
こちらは、挙式と披露宴の間、屋外で過ごすタイプの式場でした。
いちばんつらかったのは、挙式後、新郎新婦にフラワーシャワーをするため、列に並んで待たされた時間。
新郎新婦がなかなか出てこなくて、その間、炎天下にさらされました。
化粧も取れるし、日差しが痛いし、汗もかくし・・・ぶっちゃけ冬のガーデンより、夏のガーデンのほうがストレスは高めでした。
ガーデンウェディング最悪!の意見が気になるなら
「ガーデンウェディング、最悪…」という意見が気になる人は、ガーデンウェディングの代わりを探すことも、視野に入れましょう。
例えば、「解放感が欲しい!」「ナチュラルさが欲しい!」という理由でガーデンウェディングに憧れているのなら、、、
正直、ガーデンにこだわる必要は全くありません。
ガーデンの無い式場でも、解放感やナチュラルさは簡単に出すことができます。
「それ、ガーデン無しの式場でも叶うよ~」という例を以下にまとめたよ!
①解放感が欲しいならガラス張り会場
チャペルや披露宴会場に大きなガラスがあると、自然光がたっぷり入ってきます。
見学すると分かりますが、かなり明るく、まるで屋外にいるような解放感を感じられますよ。
②ナチュラルさが欲しいなら装飾で工夫
ガーデンがなくても、施設内の装飾を工夫することで、ナチュラルさを出せます。
屋内にガーデンのような装飾エリアが、もともとある式場も多いです。
③ガーデン映え写真が欲しいなら前撮りで
ガーデンでの映え写真を残したいなら、前撮りでロケーションフォトをすればOK。
結婚式当日は、バタバタするし、化粧も落ちるし、ガーデンでおしゃれな写真って意外と撮れないんです。
それだったら、結婚式場はガーデン無しの式場で契約して、前撮りロケーションフォトでガーデン撮影をしましょう。
スタジオではなく、自然あふれるロケーションでの前撮り撮影なら出張撮影サービスのLovegraph[ラブグラフ]がおすすめ。カメラマン一人ひとりの口コミと作品をがっつりチェックしてから、自分でカメラマンを選んで予約できます。
ガーデンウェディングは最悪だけじゃない!メリットも!
「ガーデンウェディングは最悪」という意見がありつつも、実際に、ガーデンウェディングをする人はたくさんいます。
メリットがあるから、みなさんガーデンウェディングをわざわざ選ぶわけですよね。
そのメリットとは何でしょうか?
①ナチュラル感が出る
ここ数年、ずっと長い流行りであるナチュラルウェディング。
という雰囲気を作り出すためには、ガーデンがぴったりです。
かっちりとしたホテル婚でも、ガーデンが少しあるだけで、一気にアットホームな雰囲気になるよ。
②解放感が出る
解放感が出ることも、ガーデンを選ぶ理由です。
大人数のゲストを呼ぶなら、とくに解放感が大切ですね。
③写真がきれいに撮れる
芝生のグリーンに、白のウェディングドレスの写真はとても映えます。
Instagramウケの良い、おしゃれな写真がたくさん取れます。
④演出の幅が広がる
ガーデンでできることはたくさんあります。
このような演出は、ガーデンで行うと室内よりも、グッと盛り上がりますよ。
ガーデンウェディングをお得に探すなら
ここまで読んでくれたあなたに、有益情報をお伝えします。
多くのプレ花嫁さんが「ゼクシィ」を使って式場探しをしますが、
実は、同じ式場なのに、ゼクシィの見積より、何十万も安いプランを掲載しているサイトがあります。(※すべての式場が対象ではありません。)
それが、結婚スタイルマガジンというサイト。
ガーデンウェディング特集のページもあるので、式場検索しやすいですよ!ぜひ、一度サイトだけでもチェックしてみてください。
ガーデンウェディングは最悪?【まとめ】
「ガーデンウェディングって最悪」と感じる人は、やはり一定数います。
ガーデンウェディングのマイナスポイントをまずはしっかり理解しておきましょう。
マイナスポイントをちゃんと理解したうえで、納得してガーデンウェディングを選ぶのと、何も考えずにガーデンウェディングを選ぶのは、全然違います。
「ゲストから不満だらけだった・・・」という結果にならないように、式場探しの時点でじっくり考えましょう!