12月の結婚式は非常識!というSNSのコメントを見つけてドキっとしたあなたへ。
12月に結婚式をしようと考えているけど、ゲストにとって迷惑なの?と不安になりますよね。
結論、注意点さえ守れば、12月の結婚式でも問題はありません。
元ウェディングプランナー(歴10年)が、12月の結婚式を見てきた実経験から、解説します。
12月の結婚式は非常識なの?
12月の結婚式は、非常識なのでしょうか?
Xで検索すると、チラホラと以下のようなコメントが出てきます。
うちもこれあった〜12月26日か27日。
— 𓅪 (@365nichiwo80nen) December 27, 2023
せっかくのクリスマスも「翌日結婚式行かなきゃだ…」だったから全然クリスマス楽しめなかった。式終わった後はバタバタ帰って疲れて寝て翌日から大晦日の準備だし。非常識すぎる…
式場もオープンして間もないから段取りグダグダだったし https://t.co/LWHXXbbKcm
12月23日に結婚式ってすごく迷惑。
— あこぺろ🪬 (@peroaco) December 12, 2018
招待される側の都合を何も考えてないんだねって感じ。
このように、12月の結婚式が非常識・迷惑だと考える人は一定数います。
12月に結婚式をする人の割合は?
ゼクシィ結婚トレンド調査(2024調べ)を見ると、12月に結婚式をしたカップルは全体の7.2%です。
12月に結婚式をした割合は、6月・7月・8月の割合よりも多いです。
3月(一般的に、春で人気の時期!)の割合と、12月の割合は、同じ7.2%です。
この数字を見ると、12月に結婚式をすることは、別に非常識ではないことが分かりますね。
12月の結婚式が非常識と思われる理由
12月の結婚式が非常識だと思われる理由は、3つあります。
①寒いから
12月は1年の中でもかなり寒い時期。
屋内の結婚式でも、式場までの道のりや、式場内での建物間の移動など…外に出るタイミングはたくさんあります。
コートやマフラーが必要なため、荷物も増えます。
②仕事がいそがしいから
12月は年末で仕事がいそがしい人も。
年末年始の連休前は仕事が溜まりやすいですよね。
そんな時期に結婚式列席の準備も重なると、嫌がる人もいます。
③イベントが多いから
12月はクリスマスに大晦日。ゲストのプライベートでイベントがたくさんある時期です。
事前準備が必要なイベントが多く、さらに出費がかさむイベントなので、
結婚式列席にかける時間とお金の余裕がない…という点が正直なところでしょう。
12月に結婚式をするメリット
このように、12月の結婚式が非常識だという意見があるにもかかわらず、
私は、ウェディングプランナー時代、12月に結婚式をするカップルをたくさん見てきました。
みんな、何かメリットがあるから12月を選んでいるのです。
そのメリットとは何でしょうか?
①価格交渉しやすい
12月は、春・秋の結婚式大人気シーズンに比べると、式を希望するカップルが少ないです。
お客様が少ない時期は、結婚式の価格を安くして、少しでも予約を取ろうと式場側は考えます。
そのため、12月は、春・秋に比べて見積を安くしてもらえる可能性が高まります。
「12月の式で契約するから、あと〇万円、安くしてもらえませんか?」と交渉しやすい!
他にも、節約思考の人は、この記事▶︎▶︎【結婚式】本当のオフシーズンは◯月!も参考になります。※実は12月以外にも安くなる時期はあるんですよ。
②テーマウェディングが簡単にできる
結婚式の準備で、つまづきやすいのが「テーマ決め」。
テーマがあると、ドレスや装飾、アクセサリーなども選びやすいので、多くのカップルが最初にテーマを決めます。
12月はクリスマスという大きなイベントがある時期。
クリスマスをテーマにすれば、装飾・アイテムもクリスマスのイメージに合わせてサクッと決まるので、とてもラクです。
③式前後に長期の休みがあるので便利
12月の式なら、結婚式後に年末年始の長期休暇でハネムーンに行くことができます。(ちょっと高いですが)
結婚休暇と年末年始の休みをつなげて、長くハネムーンに行くこともできますね。
12月の結婚式の注意点
12月の結婚式を非常識だと思われないために、注意すべき点を、最後にまとめました。
以下の5つを守って行えば、大きな問題になることはありません。
①年末12月20日以降の日程は避ける
年末ラスト10日間は、結婚式を避けましょう。
クリスマスや年末のイベントで、予定が詰まっているし、ゲストの出費も重なるからです。
ゲストの負担を少しでも減らす努力が大切です。
②ガーデンなど屋外に出る機会の少ない式場を選ぶ
寒い時期ですから、外にいる時間ができるだけ少なくなる式場を選びましょう。
また、最寄り駅から直結・徒歩5分以内など、アクセスが良い式場だと、なお、良いです。
③できるだけ早めに日程を知らせる
12月は、ゲスト自身のプライベートなイベントが多くなる時期です。
お金のかかるイベントも多いので、出費もかさみます。
そのため、できるだけ早く、ゲストへ結婚式の日程を知らせましょう。
招待状の前にLINE等で連絡が可能です。早めに教えてもらえれば、結婚式列席を見越して、他のイベントや出費の調整ができます。
④一言、断りを入れる
相手を気遣う一言があるかないかでも、印象は違います。
ただ「12月に結婚式するから来て!」ではなく、
「12月のいそがしい時期で本当に申し訳ないんだけど、もし可能であれば参加してもらえると嬉しい!」というような感じです。
12月の結婚式を予約するなら…
ここまで読んでくれたあなただけに、12月の結婚式を予約する時のおすすめサイトを紹介します。
多くのプレ花嫁さんが「ゼクシィ」を使って式場探しをしますが、
実は、同じ式場なのに、ゼクシィの見積より、何十万も安いプランを掲載しているサイトがあります。(※すべての式場が対象ではありません。)
それが、結婚スタイルマガジンというサイト。
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結婚スタイルマガジンについて詳しく知りたい人は、評判・口コミをまとめたこちらの記事を読んでみてね。
まとめ
12月に結婚式をするのが非常識だという考えを持つ人は、一定数います。
ただし、注意点を守って、ゲストへの配慮を忘れずに計画すれば、大きな問題になることはありません。
正直、大切な人の結婚式であれば、何月でも「お祝いしたい!行きたい!」と思うはずです。
寒い中、いそがしい中でもゲストが自分たちのために集まってくれる・・・という感謝の気持ちを忘れずに、12月の結婚式を計画しましょう。