結婚式場の下見は1回で3~4時間かかります。長いと、1件で半日以上かかることも!
初対面のプランナーとの会話も必要だし、かなり疲れますよね。
実は、ブライダルフェアへ参加せずに、見学だけで強制的に終わらせる方法があるんです。
この記事ではその方法を4つ紹介します。元ウェディングプランナー(歴10年)の経験で、実際に見学だけで終了した例をもとにまとめています。
「ブライダルフェアは疲れる!面倒くさい!」という人はぜひチェック!
結婚式場、見学だけにしたい人の本音【体験談あり】
「結婚式場で見学だけしたい」という人、たくさんいます。
その理由は、
ブライダルフェアに参加すると、拘束時間が長いからです!
Xで検索すると、悲痛なコメントが多数あります。
ブライダルフェアって長すぎて最後の方に金の話するから、マジでどうでもいいから早く解放してくれっていう気持ちにしかならない。もっとギュッとまとめて2時間くらいにしてほしい辛い。
— TK (@gooner_4649) February 11, 2023
ブライダルフェア1時から来て終わったの今😂長すぎ😂
— ゆうな (@LiSTxx77y) March 26, 2022
ブライダルフェア、長すぎて心折れそう、、、
— 麗☺︎1m🎀読書 (@re_1563rock) February 2, 2020
一生に一度、何百万円もする買い物なので、じっくり検討したい人にとっては良いですが、
面倒くさがりな人や忙しい人には、苦痛ですよね。
式場見学だけでサクッと終わりたいという人もたくさんいます。
結婚式場の見学、なぜ時間がかかるの?
そもそも、なぜ通常の結婚式場見学・ブライダルフェアは3~4時間もかかるのでしょうか?
最初のヒアリング
ヒアリングとは、カップルの結婚式に対する希望を聞く時間のこと。フェアの最初に必ずあるよ!
最近は、どの式場でも最初の「ヒアリング」を重視する傾向にあります。
長い式場だとヒアリングだけで30分以上かかることも。
土日は会場の空き時間待ち
土日のブライダルフェアでは、本番の結婚式の合間を縫って式場見学をします。
そのため、待ち時間が長くなりがち。
予定より本番の式時間が押すと、さらに待ち時間が長くなります・・・。
豪華な無料試食
「豪華!4万円相当試食付き!」「ハーフコース贅沢試食!」など、最近は試食のボリュームを競っている式場が多いです。(試食を豪華にすることで、自分たちの式場見学に来てもらいたいから。)
ボリュームが多い分、時間もかかります。フルコース試食なら簡単に1時間かかってしまいます。
私がプランナーを始めた約10年前は「ワンプレートにほんの少しの試食だけ」という式場が多かったけど・・・
結婚式場見学、長くなるとこんなリスクが!
結婚式場の見学が長くなると、次のようなリスクがあります。
新郎の機嫌が悪くなる
2000組以上のカップルのブライダルフェア案内をしてきた私の経験上、いちばん多いのはこれです。
そもそも、ブライダルフェアが面倒くさいと感じている新郎さんって結構多いです。
フェアについてきただけでも、しんどいのに、さらに4時間も拘束されると新郎さんの機嫌は最悪に。
私が接客したカップルの中には、「しんどいから」という理由でフェアの途中で帰ってしまった新郎さんも、過去にいました。
後半、集中力がなくなる
これは、新郎新婦ともにそうですが、時間が長くなると集中力がなくなります。
その結果、後半の見積相談のタイミングで、頭が働かなくなる可能性も。(一番しっかり聞いておくべきタイミングなのに!)
また、集中力がないと、プランナーの営業にのせられて無理やり契約させられることも。
結婚式場、見学だけで終わらせる方法5選
では、結婚式場の見学だけで終わらせる具体的な方法を5つ紹介します。どれも気軽に実践できますよ!
①試食なしでフェア予約する
近年、どの式場も試食が豪華です。そして、フェアの試食はどこの式場でも美味しいです。(どの式場も高額ランクの料理をフェアで提供するから)
ぶっちゃけ、どこの式場でも美味しいので、新郎新婦からすると、試食で式場比較できません。
つまり、試食してもあまり意味がありません。
①料理のランクが何種類あるか?
②それぞれのランクがどんなメニューなのか?
が分かる資料をもらえば十分です。試食なしにするだけで1時間短縮できる式場もありますよ。
②フェアではなく見学予約にする
例えばゼクシィ経由で予約する場合、【ブライダルフェア一覧】のボタン以外に【見学予約】というボタンがあるのを知っていますか?
こっちのボタンをクリックすると、見学予約のページに飛べます。
ブライダルフェアだと「模擬挙式体験」「演出体験」など、自分たちには必要のないイベントが入っていることもありますよね。
「見学予約」なら、自分たちの好きな時間に見学メインで予約できます。
③アポなし飛び込みで見学
これもおすすめの方法です。私がプランナーだった頃も、時々アポなしカップルさんがいました。
「近くを通りかかったので、ちょっと式場を見たくて!」と言って訪問する方法です。
この場合、簡単に式場見学をしてくれて、パンフレットなどを渡してくれます。
もちろん、質問があればどんどん聞いてOK!
ちょうど、本番中で式場が見れないというリスクもありますが、うまくいけばサクッと30分程度で見学だけできますよ。
④平日のフェアを予約する
土日のフェアは、本番の結婚式のため会場を見られる時間が限られます。
だから待ち時間も多いんです。
平日なら、結婚式が入っていることが少ないので、土日に比べて短い時間で案内してもらえますよ。
⑤オンラインフェアを賢く使う
コロナ渦で需要が増えたオンラインのブライダルフェア。
コロナが落ち着いた今でも、多くの式場で開催されています。
本命会場以外は、オンラインフェアで自宅から参加するのが賢い選択です。
オンラインフェアなら1時間程度で、しつこく契約の営業をされることもありません。
オンラインフェアを一番多く載せているサイトはゼクシィですので、ゼクシィからオンラインフェア検索してみましょう。
結婚式場、見学だけのリスク
結婚式場は、見学だけだと1時間もかかりません。
サクッと終わって助かりますが、短いことによるリスクもあるので、しっかり理解しておきましょう。
①質問や相談できる時間がなくなる
短時間になることで、式場についての質問や結婚式自体の相談の時間は少なくなります。
とりあえず会場の雰囲気を確認できて、本当に気に入った場合は、別日で再度訪して質問・相談タイムを取りましょう。
2回目のブライダルフェア予約についての方法や注意点はこちらの記事▶▶ブライダルフェア、同じ式場2回行ってもいいの?が参考になりますよ。
②見積の説明がざっくりになる
契約する前の確認事項の中で、いちばん大切なのが見積です。
短時間のフェアになると、見積説明を詳しくしてもらえません。
いざ契約したいとなれば、必ず別日で見積説明の時間を担当プランナーに作ってもらいましょう。
まとめ
「結婚式場、見学だけにしたい!」という人はとても多いです。
具体的な方法は、
①試食なしで参加
②見学予約ボタンを使う
③アポなし訪問
④平日フェアを狙う
⑤オンラインフェアを使う
この5つです。この方法を使って、とりあえずたくさんの式場をサクッと見学してみましょう。
広く浅く情報収集をして、その後、気に入った会場だけ再度見学予約をする、という方法もおすすめですよ。
契約するためにはブライダルフェアに参加しないといけないというわけではありません。
参加しなくても契約はできます。
プライベートや仕事の予定もあるなかでの結婚式場検討ですので、無理せずサクッと見学してみましょう。