「ブライダルフェア行きたくない!」と感じている人って、実は多いです。
「でも、結婚式は挙げないといけないから、しょうがなく行きます・・・」としんどい思いをしてブライダルフェアへ参加している人も。
ブライダルフェアへ行きたくないと感じたときの対処法4つを、元ウェディングプランナーが解説します。
行きたくないのに、無理してフェアに参加している人を、私は何人も接客してきたよ。その人達から聞いた想いをもとに、記事にまとめました。
ブライダルフェア行きたくない理由
ブライダルフェアへ行きたくない人の理由は、さまざまです。
私が実際にブライダルフェアの接客で聞いた声をもとに「ブライダルフェアへ行きたくない理由」を5つ挙げました。
あなたも、下のどれかにあてはまるのではないでしょうか?
①単純に面倒くさい
わざわざ仕事が休みの日に、電車を乗り継いで結婚式場へ行くなんて面倒くさい、という人は多いです。
ブライダルフェア自体は3時間でも、自宅から式場までの行き来も含めると、半日近くかかります。
貴重な休みがつぶれるって、つらいし、しんどいよね…
②拘束時間が長すぎる
一度ブライダルフェアへ行くと、あまりの長さに驚く人が多いです。
「3時間で終わるって書いてあったのに、6時間もかかった…」なんてことは、よくあることです。
拘束時間が長すぎるので「もう二度と行きたくない」と感じてしまいます。
式場見学、大変だったー!!
— ゆ (@ig96QNOwEMnFcYE) December 25, 2022
初めてだからめちゃめちゃ丁寧に説明してもらえたのはよかったんだけど、結局3時間半かかった😂
彼が集中力切れてイライラしてるのは分かったんだけど、車に乗って式場を出た瞬間、「もういやだ!もう行きたくない!疲れた!つらかった!」っ喚いてどうしようかと思った😭
今日は一日式場見学💍結構楽しみにしてたけど死ぬほど疲れた…。明日も見学だけどもうしんどいから行きたくない😂
— えこちん (@eccochin_mscd) November 24, 2018
③マリッジブルーになっている
女性に多いですが、いわゆるマリッジブルーがブライダルフェアの前に来てしまうパターンですね。
結婚式もしたくないし、なんなら結婚自体が疑問に感じてくることも・・・
④試着などの演出体験が嫌
ブライダルフェアでは、ドレスの試着や本番のような入場体験ができるというフェアも。
これらの体験が嫌でブライダルフェアへ行きたくないという人も多いです。
どの式場も、土日のフェアは内容盛りだくさんな傾向があります。
体験のないシンプルなフェアがなくて、仕方なく体験型フェアを予約する人もいます。
そしてね、ブライダルフェアの中にはドレスの試着出来るとこあるじゃん?自分の体見るじゃん?もう絶望しかない。そんな理由で行きたくないとか言えないし、でもダイエット頑張れる自信ないし。どこまでもカスなのであった。
— ta(´・ω・`)nu (@taaaa_nu) December 29, 2017
⑤初対面のプランナーと話すのが嫌
そもそも、初対面の人と長時間話すのが苦手な人にとって、ブライダルフェアは苦痛です。
一人のプランナーと3~4時間話をします。
苦手なタイプだったり、気が合わないタイプだったりしたら最悪です。
ブライダルフェアへ行きたくない時の対処法4選
ブライダルフェアへ行きたくないけれど、結婚式は挙げないといけないから、なんとか式場を決定しないと…
そんなあなたのために、できるだけ嫌な思いをせずに乗り切れる方法を4つ紹介します。
①フェア予約ではなく見学予約にする
意外と知られていないですが、ゼクシィの公式サイトには、ブライダルフェアではなく…
というボタンがあります。
各式場のTOP画面をずっと下にスクロールして、会場アクセスの下ぐらいに出てくるよ!
このボタンから予約すると、ブライダルフェアに参加せず、式場の見学だけをメインに好きな時間で予約できます。(式場の都合でスタート時間は調整される可能性あり)
②平日仕事終わりに飛び込みで行く
あえて、ブライダルフェアの事前予約をせずに、平日の夜、仕事終わりでふらっと式場へ立ち寄ります。
「今から少し見学できませんか?」と聞くと、比較的OKをもらえることが多いです。
平日なら結婚式もほとんどないので、式場が空いています。
明らかに仕事終わりの格好で「少し見て帰りたい」というオーラが出ていれば、
式場側もサクッと案内して帰らせてくれることが多いです。
③オンラインフェアにする
世の中のカップルさんにもっと活用してほしいのがオンラインフェア。
式場へ足を運ばなくても、画面上で式場のプランナーと話しができます。
360度の会場写真や動画、細かい説明もしてくれます。
しかも、自分たちは無理に顔出しする必要がないという点も最高。
オンラインフェアを行っている式場は、たくさんあります。
ゼクシィの公式サイトにオンラインフェア式場一覧がのっているので、そこから検索するのが一番早いですよ。
④行きたい人に参加してもらう
例えば、新郎新婦のどちらかが「ブライダルフェアへ行きたくない」という場合。
その人は無理にいかず、行きたい人だけで参加してもらいましょう。
例えば、新郎が「フェア行きたくない」のであれば、新婦のみで参加。
もしくは、新婦と一緒に行きたいと言ってくれる母親や姉妹・友人などに行ってもらえばOK!
新郎新婦で必ず参加しないといけないわけではありません。
無理に参加してしんどい思いをするなら、行かない方がよいです。
ブライダルフェアへ行きたくないけど契約できる?
ブライダルフェアへ参加せずに、結婚式場を契約することはできるのでしょうか?実際に契約できる方法をいくつか紹介します。
①オンラインフェアで説明を聞いて契約書郵送
オンラインフェアで式場の説明を聞いて納得できれば、申込書や契約書は郵送で自宅に送ってもらうことができます。
契約書等は必ず本人たちの直筆サインが必要ですので、サインして送り返せば契約できます。
②どちらか一方が式場へ出向いて契約する
新郎新婦のうち、どちらかが式場見学をサクッとして、納得して契約するという方法も。
契約書を持って帰ってきてもらい、ふたりで契約書を書いて式場へ送ればOK!(どちらかが式場に持って行くのもアリ)
③親に式場見学へ行ってもらい、書類だけ送ってもらう
究極、新郎新婦ともに式場へ行かず、どちらかの親に式場見学をしてもらって、契約書を送ってもらう方法もあります。
「親のために結婚式をする」「親の気に入る会場で式がしたい」という気持ちの人は、この方法も全然アリです。
私がプランナー時代、こんな例がありました↓
新郎新婦が東京に住んでいて、実家は関西。結婚式は関西でやるから、代わりに新婦の親が関西の式場を見学して契約。
まとめ
「ブライダルフェア行きたくない!」という考えの人、実は結構多いです。
誰もがみな、結婚式にやる気があって、楽しみにしているわけではないですから。
ブライダルフェアへ行かなくても結婚式場を契約する方法はあります。
わざわざ式場へ行かなくてもオンラインフェアで完結できます。
なんなら、打ち合わせもオンラインで全然いけますよ。(※ドレス・タキシードの衣装合わせの時だけは最低限、ショップに行く必要がありますが)
コロナ渦真っただ中のころは、ブライダルフェアも打ち合わせも、ほぼオンラインでやっていましたからね。
使えるものをうまく活用して、負担なく結婚式準備をしていきましょう。