ブライダルフェアって、どういう順番で回ればいいの?
本命会場は最後ってよく聞くけど?
こんな風に、ブライダルフェアへまわる順番を悩んでいるあなたへ。
式場選びで絶対後悔したくないなら、
本命会場は一番最初に回りましょう。
元ウェディングプランナー(歴10年)の筆者が、正しいブライダルフェアの回り方を解説。
ちなみに、この記事の方法は、どのサイトにも書いていない、ちょっと変わった方法です。
でも、後悔しない式場選びをするためには、この方法が一番おすすめ。
5分でサクっと読めるので、目を通してみてください。
ブライダルフェアの回り方は、本命を最初に!
ブライダルフェアの1件目は、本命会場にしましょう。
こんな風に主張しているのは、たぶんこのブログくらい。
ほとんどのサイトは「本命会場は一番最後に!」と書いています。
なぜ私が、本命会場を1件目に見学するべき!と主張するのか、理由は次の見出しでお話します。
ブライダルフェアで本命会場を最初に回るべき理由
理由は大きく二つあります。
①契約する式場は最低2回見学するべきだから
実は、私の主張の全体像はこうです↓
本命会場を1件目に見学後、他会場を数件見学して、もう一度本命会場を見学しよう。
こうすることで、契約前に本命会場を2回見学できます。
1回目と2回目の見学では、それぞれ違った視点で本命会場をチェックできます。
この「2回見学する」という点が、後悔しない式場探しのためには、超大切です。
②イメージと違った場合の方向修正がしやすいから
もう一つ、本命会場を1件目に見学する理由はこれ。
式場探しの方向修正がしやすい!
もし、本命会場を一番最後に見学して「思ってた感じと違う!」となったら、どうしますか?
またイチから考え直し。もしくは見学済みの会場の中から消去法で選ぶ・・・。
これって非効率だし、自分たちのテンションも下がります。
一方、最初に本命会場を見学すると、どうでしょうか?
もしイメージと違ったら、すぐに次の検討会場の方向転換ができます。
例えば・・・
ステンドグラスの大聖堂が本命!
⇒実際見学したら思ったより暗い!
⇒自分たちのイメージと違った
⇒次は自然光の入る式場を探そう!
・・・このように、効率よく式場探しができるのです。
もちろん、実際に見学してイメージ通りなら、他会場を数件見学した後で、また本命会場に戻ってこればOK。
あなたが「いいな」と思った本命会場は、本当にあなたのイメージに合っているのか?
↑これをできるだけ早く確認することが大切です。
ブライダルフェアで本命会場を最初に回るリスク
ただし、本命会場を最初に見学する場合、ひとつだけリスクがあります。
本命会場が良すぎて1件目で即決してしまう
というリスクです。
結婚式場の「即決」は、してはいけません。
何百万円もする、人生一度の大きな買い物ですからね。
では、1件目即決のリスクを減らす正しいブライダルフェアの回り方を解説します。
ブライダルフェアの正しい回り方
以下の方法を使えば、1件目で即決するリスクをなくしつつ、本命会場を2回見学できます。
以下で詳しく解説するね!
①本命会場のフェアに時期・人数未定で参加する
1件目、本命会場のブライダルフェアは「式の予定時期・人数はすべて未定」という条件で参加しましょう。
「式の希望はいつですか?」「人数は何人ですか?」とプランナーから聞かれますが
「これから考えます」「未定です」でOK。
時期と人数が未定の状態だと、プランナーは契約営業をかけることができません。
なんで時期・人数が未定だと営業されないのか?は、こちらの記事▶しつこい営業回避するコツ5選で解説してるよ!
つまり、契約の即決をしないで済みます。
無理やり希望時期や人数を決めさせようとするプランナーもいますが、答えなくていいです。
あくまで、1件目のフェアは、会場全体の雰囲気やイメージを確認するために参加します。
見積は出してもらわなくて良いし、空き日程も調べてもらわなくてOK。
「他会場も見て、また相談に来ます」と言って帰りましょう。
②他式場のフェアへ参加
本命会場を見学したあとは、他会場のブライダルフェアへいくつか参加します。
その際は、時期・人数について具体的に式場側へ伝えてOK。
見積もりも作ってもらいましょう。
営業上手なプランナーさんに当たると
「この会場も雰囲気いいし、今日決めたら安くしてくれるし、決めちゃおうかな・・・」と思うかもしれません。
しかし、「本命会場の見積をまだ見ていないし、空き日程も確認していないので・・・」と、ここで自分自身にブレーキをかけましょう。
「本命会場の見積・日程をまだ見ていない」という理由があるから、勢いで他会場に契約してしまうのを防げるよ。
③本命会場へ再度見学
そして、他会場でもらった見積を持って本命会場へ再見学。
はじめて見学した時に比べると、目も肥えているため、本命会場をじっくり検討できます。
他会場の見積と相見積を取ってもらうこともできますね。
ちなみに、2回目の見学の場合、見学予約の仕方にも注意が必要です。
同じ会場を2回見学する時の注意点についてはこちらの記事▶▶ブライダルフェア、同じ式場2回行っていいの?を参考にしてください。
ブライダルフェア本命会場は最後に!と言われる理由
ここまで解説しましたが、実際のところ、どのサイトにも「本命会場は最後に見学!」と書いてあります。
なぜでしょうか?
でも、これって、1回だけの見学で即決することを前提として考えられているんですよね。
なので、私はこの方法(本命会場を最後に回る)はおすすめしていません。
ブライダルフェアの正しい回り方が広まらない理由
ちなみに、私が主張する「本命会場は最初に」というフェアの回り方は、世の中に絶対広まらないです。
理由は2つ。
①式場側の効率が悪いから
なぜなら、式場側からすると、面倒だしコスパが悪いから。
式場側は、1組のカップルに対して、1回の接客で一発契約してもらう方が効率が良いのです。
1組のカップルさんが、2回も3回も式場見学に来ると、その分、接客員を取られます。
だから、式場の公式HPには、この回り方は絶対に書かれません。
一生に一度の買い物なんだから、本来、新郎新婦の立場になれば、同じ会場を2回・3回と見学するべきなんだけどね…
②ゼクシィなどのサイトも教えてくれないから
また、ゼクシィやハナユメなどの結婚式場情報サイトも、この方法はおそらく紹介しません。
これらのサイトは、プレ花嫁さんの味方だけど、同時に結婚式場側の味方!(式場側からお金をもらってるから!)だからこそ、式場側が嫌がることは主張できないよね。
この記事を、ここまでしっかり読んでくれたあなたにだけでも、正しいブライダルフェアの回り方が伝われば嬉しいです。
ブライダルフェアで本命会場を1回しか見ないのは危険!
ちなみに、本命会場を1回見学しただけで契約してしまうと、
「こんなはずじゃなかった」と契約後に悲しい思いをします。
なぜなら、本命の会場だからこそ、あなたの目に「お気に入りフィルター」がかかって、
契約前はその式場の良いところにしか目がいかないから。
2回見学することで、より客観的に、本命会場のマイナス点も把握できます。
マイナス点も理解したうえで納得して契約することが、後悔しない式場探しには一番大切ですよ。
ブライダルフェアの予約方法、私のおすすめは〇〇
最後に、個人的におすすめしているブライダルフェアの予約サイトを紹介します。
①自分でweb予約をする場合
②プロの相談サービスを使う場合
それぞれでおすすめサイトを教えますね。
①自分でweb予約するなら
プロ相談は使わず、自分でwebからブライダルフェア予約するなら、結婚スタイルマガジンを使ってみてください。
実はゼクシィで予約するより20万円近く安くなるプランを載せている式場が多いんです。
結婚スタイルマガジンは、ゼクシィやその他サイトと違い、式場側から広告費をもらっていないんです。
その分、式場側も結婚スタイルマガジン予約のカップルに対して割引UPができるワケ。
結婚スタイルマガジンについて詳しく知りたい人は、こちらの記事▶▶結婚スタイルマガジンのメリット・デメリット解説
②プロの相談サービスを使うなら
自分でweb予約せずに、プロの相談サービスを使いたい人は、ゼクシィかトキハナのカウンターを利用してみてください。
ゼクシィは利用件数が日本一。実績があって安心感あり。結婚式場探しの王道サイトです。紹介可能な式場数も業界で最大級です。
もう一つの相談サービストキハナは、ここ数年人気がでているサイトです。
ゼクシィや他サイトとの大きな違いは、相談員が全員元ウェディングプランナーであること。
私はこの点を、めっちゃ推してます!やっぱり業界の【元・なかの人】に聞くって賢い選択です。
さらに、強引な営業をしてくる式場を間引いて式場紹介してくれること。
本気で新郎新婦のことを考えているサービスですよ。
※式場を厳選している分、ゼクシィに比べるとトキハナは紹介可能な式場数が少なめなので、あらかじめ理解しておきましょう。(その分、安心できる式場が多いよ!)
トキハナについて、もう少し詳しく知りたい人は、こちらの記事▶▶トキハナの評判・口コミ【デメリットも正直に!】をチェックしてください。
まとめ
どこの結婚式場サイトを見ても、「本命会場は最後に!」という主張ばかりです。
私も現役プランナーだったら、同じように「本命会場は最後に」と言うでしょう。
でも、ブライダル業界を引退して、本気でお客様の目線になったとき、この記事に書いた「本命会場は最初に」という方法をあなたに伝えたいと思いました。
このように、ブライダル業界の中から発信される情報ではなく、
業界の外から発信される情報も、幅広く収集すると、あなたの結婚式場探しに役立ちますよ。
こちらの記事で、業界の外から発信されている人の本も紹介しています。無料で読めるのでぜひ。
あなたが、ステキな式場にで出会えることを心から祈って、応援しています!