結婚式の申込金、契約から1週間以内なら返ってくるかな？
契約した後、やはりキャンセルしたくなった…申込金・内金を返してほしい！
こんな風に悩んでいるあなたへ。
ブライダルフェアの雰囲気や勢いに流されて契約してしまい、後悔するカップルさんは、あなた以外にもたくさんいます。
なんとか、申込金は返してもらいたいですよね。
しかし、結婚式の契約はクーリングオフ対象外なので、
基本的には返ってきません。
ただし！
実際に「申込金が戻ってきた！」というパターンも全国的に報告されています。
申込金が返ってくる事例を知って、あなたの今の状況に役立ててください。
※申込金の返金が無理だった時の解決策も教えます。
結婚式の申込金、1週間以内でも返ってこない？
結婚式の申込金は、契約から1週間以内でも、返ってきません。
なぜなら、結婚式の申込は、クーリング・オフ制度が使えないから。
一度契約した場合でも一定の期間内なら、その契約を解除できる制度（無条件で）。
クーリング・オフが使える契約は訪問販売、電話勧誘販売、訪問購入、マルチ商法など、一部のサービス・商品のみ。
結婚式は対象外です。
ただし、例外として、
この後に解説する2つのパターンなら、返ってくる場合もあります。
結婚式の申込金、1週間以内で返ってくる例①
ひとつ目のパターンは、
契約書（申込規約）に返金についての記載がある場合。
式場によって、契約書（申込規約）の中に
「契約から●日以内なら申込金の一部は返金」と書いてある場合が！
もう一度あなたの契約書を確認しましょう。
よくあるのは・・・
「契約から1週間以内なら、申込金の50％を返金します」
というパターン。
契約書にこのような記載があれば、式場側に、返金を堂々とお願いしてOKです。
全額返金となると、時間と労力が超かかる。
コスパもタイパも悪すぎる。この場合、残金はあきらめたほうが賢い選択。
結婚式の申込金、1週間以内で返ってくる例②
ふたつ目のパターンは、
契約時、式場側の対応が明らかに悪い場合。
例えば・・・
このようにどう考えても式場に非がある場合、
申込金を取り返せることがあります。
結婚式の申込金を取り返す方法
式場に非があり、申込金の返金を求める場合、ただ単に式場へ返金をお願いしてもダメです。
必ず、消費生活センターの名前を出しましょう。
実際にセンターへ相談しなくても「消費生活センター」の名前を出すだけで、返金の可能性は高まるよ！
地方公共団体が設置している行政機関。モノやサービスを購入した消費者の苦情や相談対応をしてくれる場所。
では、消費生活センターを利用した、申込金返金の方法について、順を追って説明します。
①「消費生活センターに相談します」と伝えてみる
まずは、式場に対して、契約時の問題点・不満をしっかり伝え、申込金の返金をお願いしましょう。
式場側が「申込金の返金はしない」と言ったら、
「それなら消費生活センターに相談します」と主張してみてください。
すると、式場側は再度検討し、
最終的に「申込金は返します」と言ってくれる場合がありますよ。
式場側は「消費生活センター」と話し合いになると、かなり面倒くさい。それなら、申込金を返金して、問題を早期解決するほうがラク。
↑このように考える式場は、
「消費生活センター」という名前を出しただけで「返金します」と言ってくれます。
もちろん、すべての式場がこのパターンではありません。
消費生活センターの名前を出しても返金してもらえない場合は、次の段階へ。
②消費生活センターへ実際に相談する
消費生活センターの名前を出しても無理なら、
次は、実際に消費生活センターへ相談します。
その時には、契約時の具体的な事実説明が必要。
自分本位の説明にならず、
客観的に、時系列にそって、
プランナー側と新郎新婦側の契約時の発言が分かるように説明します。
ここで、消費生活センターが客観的に見て「悪質だ」と認めないと、動いてくれません。
「そこまでするのは自信ないな…」という人は、
いさぎよく返金をあきらめて、新たに10万円をGETする方法に切り替えたほうが良いです。
③消費生活センターが協力してくれる場合
消費生活センターに細かく相談した結果、
消費生活センターが「悪質だ」と認めた場合、
センター側が協力してくれます。
その後は、式場と消費生活センターとの話し合いです。話し合いがうまくいけば、申込金の返金が叶います。
もちろん100％成功するわけではありません。
返金までに3ヶ月以上かかったという例もありました。
結婚式の申込金、返金を求める強い意志も大切
消費生活センターの協力を受けても、なかなか返金に応じてもらえない場合、
「絶対にあきらめない」という姿勢を式場側へ伝えるのも有効です。
式場側は、とにかく大きな争いごとにしたくないのです。
いつまでも問題が長引くようであれば、返金して早期解決したい！
そう考える式場も多いです。
消費生活センターの公式サイトに、実際の事例報告書があります。
式場側が早期解決のため、申込金の返金に応じた例をいくつか下にのせておきます。
以下のリンクに飛んだら、[PDF形式]をクリック。
結婚式以外の事案もまとめて一覧表示されるので【結婚式と披露宴の解約に関する紛争】のところをチェック！
明らかに式場側が悪くて、こちらが仕方なく契約してしまったのであれば、
あきらめずに戦う姿勢を見せるのも大切です。
ここまで時間・労力をかけても返金の可能性が100％ではないよ。それなら、返金はあきらめて新たに申込金10万円分を手に入れる方法を使う方が賢い選択かも。
結婚式の申込金、それでも返ってこなかったら？
消費生活センターと協力して申込金の返金を求める方法を解説しましたが、
やはりこの方法は時間と労力が、かかります。
ここまでしても、申込金が返ってこない場合も。
そこで、ある程度の段階で、申込金の返金をあきらめて、方向チェンジも必要です。
別の方法で、新たに10万円（申込金分）を手に入れましょう。
方法は具体的に３つあります。
詳しく解説していきますね。
ちなみに、①～③の解決策は、全部併用できるよ～！
結婚式の申込金、返ってこない時の解決策①
1つ目の解決策は、
新しく契約する式場に10万円を追加値引きしてもらう方法
です。
式場の契約をキャンセルしたら、新しい式場を探す必要があります。
その際に、
別会場で一度契約してしまい、申込金10万円が負担になっていて・・・
とプランナーに相談してみてください。
式場側も、「別会場で契約していたお客様が自分たちの式場に乗り換えてくれる！」となれば、
なんとしてでも契約が欲しいところ。
そのため「申込金の10万円分、見積から値引きますよ」と言ってくれる式場もあります。
全額は無理でも、半額5万円でも値引きしてもらえたら、ありがたいよね！
「新しい式場のプランナーに直接、キャンセルの話をするのは恥ずかしい・・・」という人は、一度、ゼクシィ相談カウンターなどの、無料相談を利用してみましょう。
相談カウンターの相談員さんたちは、式場のプランナーではないので、優しく丁寧に、新郎新婦目線で話を聞いてくれます。
ゼクシィ相談カウンターに相談すれば、新しい式場の下見予約も取ってくれるし、キャンセルの込み入った事情も、相談員さんが事前に式場側へ伝えてくれます。
あなたは、新しく下見するだけで良いので気楽ですよ。
結婚式の申込金、返ってこない時の解決策②
二つ目の方法は、新しい式場を探す時に、
結婚スタイルマガジンというサイトを使う方法。
このサイトは、ゼクシィと同じように式場検索とブライダルフェア予約ができるサイトです。
無料相談サービスなどはありませんので、自分のスマホで、自分でフェア予約をします。
結婚スタイルマガジンでフェア予約すると、
契約時に最大20万円OFF（ご祝儀）がつきます。
サイト経由のフェア予約で自動的に20万円OFFされる！会員登録もエントリーも必要なしで超カンタン！
ちなみに、結婚スタイルマガジンの最大20万円OFFは、定価からではありません。
もともと【婚スタ割】という特別プランで安くなった状態から、さらに最大20万円OFFです！
申込金10万円と言わず、20万円分お得になるなら、最高ですよね！
結婚スタイルマガジンのご祝儀20万円、ちょっと怪しくない？・・・と不安な人は↓
こちらの記事▶▶結婚スタイルマガジンのご祝儀とは？怪しくない？をチェック。
結婚式の申込金、返ってこない時の解決策③
3つ目の方法は、オンラインブライダルフェアを使う方法です。
ゼクシィとマイナビウエディング。この2つのサイト経由で、オンラインフェアに参加すると、高額電子マネーがもらえます。
自宅にいながらスマホひとつで参加できるよ！1回あたりのフェア時間も短くて、コスパ最強！
ちなみに、式場検索サイトのキャンペーンとは、こんな感じのものです↓よく見かけますよね。
オンラインフェアは、高額電子マネーの対象外になっているサイトが多いのですが、
ゼクシィとマイナビウエディングは、オンラインフェアでも電子マネーがもらえます。電子マネーGETまでの具体的な方法は、以下にまとめました。
ゼクシィのオンラインフェアで電子マネーをもらう方法
①ゼクシィのキャンペーンにエントリー
まずはゼクシィ公式サイトから、キャンペーンにエントリーします。
②オンラインフェア開催中の式場を探す
続いて、オンラインフェア開催中の式場を検索。気になる式場を3件ピックアップ。
ゼクシィ公式サイトに、オンラインフェア開催中の式場一覧ページがあります。そのページからの検索が便利。
③フェア予約をして自宅でオンライン参加
3件分のオンラインフェアを予約して参加。一般的にオンラインフェアは1時間程度。
④ゼクシィにオンラインフェアの感想を送る
オンラインフェア参加後に、専用メールのURLから、フェアの感想を送れば完了。
オンラインフェア時の写真は必要ありません。あとは、電子マネーがもらえるのを待つだけ。
マイナビウエディングのオンラインフェアで電子マネーをもらう方法
①マイナビウエディングのキャンペーンにエントリー
まずは、マイナビウエディングの公式サイトから電子マネーのキャンペーンへエントリーします。
②オンラインフェア開催中の式場を探す
マイナビウェディングは、ゼクシィのように、オンラインフェア開催中の式場一覧をまとめたページがありません。
そこで、検索画面の条件検索でオンラインフェア開催式場を絞り込むと良いですよ。
マイナビでオンラインフェアを探す時は、フェア検索ページで
①自分の都道府県エリア選択→②フリーワードに「オンライン」と入力
→③検索ボタン
この流れで検索してね！
※以下の図で解説中↓
③フェア予約をして自宅でオンライン参加
3件分のオンラインフェアを予約して参加します。1時間程度で終わるオンラインフェアがほとんどです。
④マイナビウエディングにオンラインフェアの感想を送る
オンラインフェア参加後に、専用メールのURLから、フェアの感想を送れば完了。あとは、電子マネーがもらえるのを待つだけです。
契約キャンセルした人ほど、オンラインフェアがおすすめ！
契約キャンセル後、新しい式場を探す時に、オンラインフェアを使うのは非常に良い方法です。
「その場の雰囲気で、つい契約しちゃった！」という失敗を確実に回避できるから。
式場へ直接見学に行くと、また雰囲気にのまれて勢いで契約しちゃう可能性が高いよ…涙
1回目の契約時に、
「雰囲気に流された」「プランナーの営業にのせられた」
というカップルさんは、一旦、オンラインフェアに参加しましょう。
再度、いきなり式場見学に行くのは、非常に危険です！
オンラインブライダルフェアについて、詳しくまとめた記事は
こちらの記事▶▶式場見学の代わりにオンラインブライダルフェアって意味ある？
プランナーからの営業が不安な人は、とりあえずオンラインフェアが安心！
結婚式の申込金10万分がGETできるサイト一覧
ちなみに、ゼクシィ・マイナビウエディング以外も高額電子マネーがもらえるサイトはあります。
ただし、そのサイト経由で見学予約した式場で契約しないと、1円ももらえないというサイトもあるので注意が必要です。
とりあえず、契約しなくてもフェアに来館するだけで電子マネーがもらえるサイトの方が、手軽に利用できます。
契約しなくても高額な電子マネーがもらえるサイトは次の３つです↓↓
この3サイトについて、詳細をまとめたのでよかったら参考にしてください。
①ゼクシィ
ゼクシィは、王道の式場探しサイト。
来館だけでもらえる金額は、電子マネー4.4万円。
両親への贈呈品や、ウェルカムスペースの装飾などの費用に充てられますね。
| メリット | デメリット |
| ・オンラインフェアも キャンペーンの対象 | ・相談カウンターで プロに相談すると キャンペーン対象外 |
| ・掲載式場数が多い | ・すでにキャンペーン利用済 の人が多い |
| 1件来店 | 15,000円 |
| 2件来店 | 30,000円 |
| 3件来店 | 44,000円 |
②ハナユメ
ハナユメは、ゼクシィやマイナビウエディングに比べて式場掲載数は少なめ。
しかし、ハナユメ割というお得な割引が使える式場のみ提携しているので、
予算重視で次の式場を探したい人にはおすすめ。
また、ゼクシィやマイナビウエディングと大きく違うところは、
プロに式場探しの無料相談をしても、
そのままキャンペーン特典が適用される点。
のりかえる式場は、より慎重に、プロの意見も聞いて考えたいという人は使ってみてください。
ゼクシィやマイナビウエディングは無料相談を使うと、キャンペーン特典の対象外になるよ！
| メリット | デメリット |
| ・相談カウンター利用も キャンペーンの対象 | ・掲載式場数が 少ない |
| ・ハナユメ割の割引が 大きい |
| 見学前の相談カウンター利用 | 3,000円 |
| 1件来店 | 13,000円 |
| 2件来店 | 30,000円 |
| 3件来店 | 48,000円 |
③マイナビウエディング
最大25.1万円のキャンペーンをやってるけど、実は、500万円以上の見積で式場契約して、かつ、指輪ショップで100万円以上購入した場合に、20万円もらえるというルール。
あまり現実的じゃないから、ブライダルフェア来館だけでもらえる4.5万円を確実にもらおう！
ゼクシィやハナユメとの大きな違いは、
各式場が載せているプランに自分たちが必要なアイテムを追加して、
完全オリジナルの費用シュミレーションができるところ。
ゼクシィやハナユメは「〇名〇万円プラン」と簡単なプラン内訳が書いてあるだけですが、
マイナビウエディングは、そのプランに自分が入れたいオプションアイテムを追加して再計算できるんです。
見学前に現実的な見積を知って慎重に検討したいカップルには、非常におすすめ。
特典の種類も「選べるe-GIFT」なので、あなたの使いやすい電子マネーのタイプで受け取ることができます。
| メリット | デメリット |
| ・指輪キャンペーンの 金額が大きい ・費用シュミレーションが どのサイトよりも現実的 | ・相談カウンターで プロに相談すると キャンペーン対象外 |
| ・オンラインフェアも キャンペーン対象 |
| 1件来店 | 20,000円 |
| 2件来店 | 30,000円 |
| 3件来店 | 45,000円 |
ブライダルフェアキャンペーン利用時の注意点
ここで、キャンペーン特典をもらうための注意点をいくつかまとめておきます。
過去に利用したキャンペーンは使えない
どのサイトでも、過去に利用してしまったキャンペーンは使えません。
例えば、過去にゼクシィのキャンペーンを利用をしてフェア予約したのなら、
新しい式場探しに使えるサイトは、ハナユメ・マイナビウエディングです。
エントリーを絶対に忘れない
3つのサイトすべてに共通することですが、
キャンペーンはとにかくエントリーが大切。
エントリーを忘れると、せっかくブライダルフェア予約しても、特典がもらえません。
GETした10万円電子マネーを賢く使う
3サイトとも、キャンペーン特典は電子マネ―でもらえます。
現金ではないので、そのまま新しい式場の申込金10万円に利用できるわけではありません。
ただし、今後、結婚式の打合せをしていく中で、必ず、
自分自身で手配して式場へ持込するアイテムが出てきます。
それらのアイテムを購入するときに、今回GETした10万円を使うと良いですよ。
- ウェルカムボード
- 両親への贈呈品
- プチギフト
- ティアラなどドレス小物
- ウェルカムスペースの装飾アイテム
自分で用意するアイテムは、式場側の見積にも反映されません。
しかし、これらの料金も、ちゃんと自分たちのお財布の中から出ていきます。
電子マネーで買えるおすすめウェディングアイテムの記事はこちら▶▶【どう使う？】結婚式場サイトキャンペーンの電子マネーの使い方
GETした10万円をここでうまく活用できると良いですね。
結婚式の申込金、1週間以内なら返ってくる？【まとめ】
「申込金を返金してほしい！」という、
あなたのような悩みを持つ人、実はとても多いんです。
消費生活センターの相談事例を見ると、よく分かります。
私が10年間ブライダル業界にいた中でも、
申込金の返金トラブルは、比較的よくある出来事です。
だからこそ、ひとりで悩まないで、消費生活センターへ相談してみましょう。
相談の時間と労力がもったいないという人は、
乗り換える式場を探す際に、式場検索サイトのキャンぺーンをフル活用して、
新たに10万円をGETしてみてください。
